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2014年11月24日月曜日

「不寝番の声がいつもと違って『非常』

『非常』と押し殺したような低い声だったのでおかしいと思った。演習服を着たところ、今日は二装だといわれ、あわてて着かえた。
近衛兵は、一装、二装、三装、演習服と持っていた。一装は儀仗兵に出るときのものである。演習服でなく、なぜ二装でなければならないのだろう。へんだな、と思った。
また、誰かが機関銃の銃身がいつの間にか空包用から実包用に変っているといっていた」(伊藤健治元一等兵)
『昭和史発掘』

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