太平洋戦争研究会
~太平洋戦争の真実を追う~
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2016年9月17日土曜日
最初の命中弾は、前部の昇降機にまともに当たった。
この一弾は、昇降機そのものをひきちぎって空中高くほうり上げた。そして、昇降機はそのまま空中を滑走して、艦橋の前面に激突した。
このため艦橋の前面ガラスがこなみじんに割れ、その破片が、司令官山口多聞少将や艦長の加来止男大佐ら首脳部の頭上にふりそそいだ。
昇降機はそのまま艦橋の前面にはりついたようになったために、前方が見えず、加来艦長はすぐには艦を操作することができなかった。(「への字に折れまがって、まるで艦橋がふたつあるみたいだった」–– 堤信氏談)
『ミッドウェー戦記』
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