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2015年9月6日日曜日

やがて広島と長崎に原爆が落とされ、

ソ連軍が奉天に達したときは、日本の無条件降伏で戦争は終っていた。真っ先に入ってきたソ連軍の兵士は、手の甲に入れ墨のある囚人部隊で、略奪暴行のかぎりをつくした。若い女性は頭を丸刈りにして床下に隠れ、ピストルを突きつけられた私は、膝ががくがく震え、大和魂どころではなかった。(ジェームス三木氏)

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