~太平洋戦争の真実を追う~
補任課は以前は各方面の人が入れ替っていたが、近ごろは一種の人事屋なるものができ上り、しかも狭い視野で独善的に人事をきめる癖があった。所轄人事の一元化で無理をした結果、歩兵の将校で精々士官学校の区隊長くらいの経験しかないものが各方面の人事の専権を振うようになった。軍の能率をこれがために阻害したことは幾何(いくばく)なるかを知らない。 『昭和戦争史の証言 日本陸軍終焉の真実』
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