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2018年6月17日日曜日

赴援隊として入った反乱側の

三連隊の中橋中尉と守備についていた第一連隊の大高少尉が(宮城守備隊)本部でお互いに拳銃を抜いて対峙する緊迫した状況も現出した。ところがついに中橋は一発も撃たなかった、いや撃てなかった。
すでに人を殺してきていますが、さらに殺人を重ねるというのは大変なことだった。結局、青年将校たちがいちばん企図したところの宮城占拠計画が失敗する。
『昭和  戦争と天皇と三島由紀夫』

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