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2018年6月8日金曜日

そのときに学んだのが、歴史の当事者といえども

ウソをつくんだなということ。最初は聞いてきた話を疑いもせず、レポート用紙に書いて伊藤(正徳)さんに出していたんです。
「半藤君、だめだね、こりゃ」
「どうしてですか」
「この男はウソついてる。この事件のこのときには、この立場にいないよ。いたような顔をしてしゃべってる」
『あの戦争と日本人』

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