太平洋戦争研究会
~太平洋戦争の真実を追う~
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2017年8月12日土曜日
西村(祥治)艦隊の潰滅的な最後は、太平洋戦争における
最も無残な殲滅戦であったとされている。海峡の闇の中で、日本側は戦艦二隻、駆逐艦三隻を失い、戦死者約四〇〇〇名に及んだのに対して、米側の被害は魚雷艇一隻を失っただけで、戦死者は約四〇名にすぎなかった。この「スリガオ海峡夜戦」("The Battle of Surigao Strait")は、航空機を伴わない史上最後の艦隊決戦となった。
『連合艦隊 サイパン・レイテ海戦記』
西村祥治中将
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