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2017年6月3日土曜日

太平洋戦争時に陸軍の指導部に列した軍人は、

だいたいが明治十年代中期から二十年代後期にかけての生まれである。
彼らにはいくつかの共通点があった。陸軍幼年学校、陸軍士官学校、そして陸軍大学校(陸大)と、陸軍の教育機関を優秀な成績で卒業している。つまり成績至上主義のこのような機関で相応の成績をあげていた。さらに彼らには、実戦体験が希薄であった。
『昭和陸軍の研究』

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