太平洋戦争研究会
~太平洋戦争の真実を追う~
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2017年6月9日金曜日
(昭和天皇)実録には幾つかの意外な証言がある。
たとえば昭和十六年七月七日には、海相の及川古志郎の奏上の折に、次のように語ったとある。
「当初仏印出兵に反対で軍令部総長(保阪注・永野修身)が、部下の進言により決心するかの如き話があるとされ、志に動揺を来しては困ること、また日米交渉に対しても冷淡な様子であるとして疑問を呈される」
天皇は海軍の軍令部総長に信を置いていないともいえる。
『昭和天皇実録 その表と裏』
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