太平洋戦争研究会
~太平洋戦争の真実を追う~
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2017年9月2日土曜日
戦争終結後、たとえば東條英機や杉山元など、
阿南(惟幾)よりもはるかに「責任観念」を明確にしなければならない指導者がいたが、杉山は敗戦からほぼ一ヵ月もたった九月十二日に拳銃で自殺。東條はその前日(十一日)、逮捕にやってきた米軍MPの前で拳銃自殺に失敗している。彼らの自決は戦犯として逮捕されることへの恐れからであり、何かに殉じたわけではない。
『官僚亡国 軍部と霞が関エリート、失敗の本質』
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