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2017年9月2日土曜日

(集めた中堅幕僚に対し)「陛下はこの阿南(惟幾)に対し、

お前の気持ちはよくわかる。苦しかろうが我慢してくれと涙を流して申された。自分としてはもはやこれ以上、反対を申し上げることはできなかった」
と伝えた。そして、
「不満に思う者は、まず阿南を斬れ」
と、付け加えた。この言によって、ポツダム宣言受諾、すなわち敗戦を受け入れることが陸軍内部の大勢となった。
『官僚亡国  軍部と霞が関エリート、失敗の本質』

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