かけてきたならば、目前の敵第一群を棄てて、新たな敵に向かって、下から突き上げていかなければいけない。敵はたとえ優位であっても、下からまっしぐらに頭をもたげて反撃してくる戦闘機はやはりこわい。敵の射弾は、いちばん先頭に立って反撃するこの機に集中して危険ではあるが、しかしこれを敢行しなければ味方がやられてしまう。
またこのとき、まともに撃ち合ってはいけない。撃ち合うようなマネをしながら、敵機の射弾をそらしつつ、優位に立つべく、じわじわと逆転のチャンスを狙うのである。急上昇反転を二回もやると、若い列機も気がついて、新しい敵にかかっていく。
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