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2015年10月4日日曜日

「ま、よく生きて帰った。よかった、よかった」

「海軍さんのおかげです。海軍さんは、救命胴衣も持っておりません。それでも陸軍の兵隊を救けようと、最後まで手助けしてくれたのです……海軍さんは、大方、死んでしまいました……」
涙になり、話はとぎれた。
こういう第一線の陸兵と海兵の互助精神は、戦場のいたるところでみられた。が、上層部では、常に陸軍と海軍の対立意識がにらみ合っていた。これはどういうことか……。
『ガダルカナル決戦記』

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