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2015年9月6日日曜日

大本営作戦課長で、東條英機陸相の秘書官をつとめた服部卓四郎は、

戦後はGHQ歴史課の職員にもなり、当時飢えの中にいた日本国民とはまったく逆にアメリカの物資を与えられて考えられないほどの贅沢な生活をした。加えてGHQの威光のもと、日本陸海軍の軍人を次々にGHQに呼びつけて戦史の記述を進めた。むろんこれはアメリカの意に沿うと同時に、自分たちの軍事戦略を正当化するための資料づくりでもあった。
『戦場体験者 沈黙の記録』

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