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2016年12月3日土曜日

謎の北上

静かな北上であった。空母蒼龍は第二航空戦隊(注、以下「二航戦」と略記する。他航空戦隊も同じ)旗艦で、飛龍とともに同(一九四一年(昭和十六年)十一月)十八日、九州佐伯湾を抜錨した。第一航空戦隊の空母赤城はそれに先行し、空母加賀はおくれた。第五航空戦隊(五航戦)の空母瑞鶴、翔鶴は十九日零時に別府湾を進発して北上を開始した。いずれも訓練を装った隠密行である。
『真珠湾攻撃作戦』

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