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2016年12月14日水曜日

人間を兵器と見なし、そして相手方の艦艇に体当たり攻撃を

行うに至った。「十死零生」というこのような戦術を強行した軍事指導者は、近代日本のなかのもっとも恥ずべき指導者として相応の批判を受けて当然である。直接にこういう戦術を行うよう指示した指揮官とは別に、巧みにこの作戦を特攻隊員たちの主体的意思であるかのように装った指導者たちも明確に責任を問われるべきではないかと思う。
『「特攻」と日本人』

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