とさわいだ。まえに第四艦隊の航海参謀をしていた土肥一夫参謀は、ソロモン群島方面にくわしいので、ひろげた海図を前にして、
「ここですよ」
といった。しかし土肥はおどろいた。連合艦隊参謀といえば、だれもよく勉強していて、たいていのことは知っているだろうと思っていた。ところが、米濠遮断作戦の要地で、海軍航空基地もまさに完成しようとしているガ島も知らないとは、これはなにも勉強していないのだとわかり、「連合艦隊参謀とはこんなていどだったのか」と思ったからである。
参謀たちは、ミッドウェーの大敗についても、とくに反省している様子はなかった。どの参謀に聞いても、
「あー、あれは運がわるかったんだ」
と、たいしたことではないようにいうだけであった。
『勝つ司令部 負ける司令部』
2015年6月7日日曜日
2015年6月6日土曜日
「部隊の士気(モラル)が、負傷した場合に
どれだけ早く病院に担ぎ込まれるか、その早さによって高くもなり低くもなるということは、事実でしょう。なぜ、日本軍が敗れたのかということを考えてみると、これが答えの一つになると思うのです」(ジョージ・ドナルドソン氏)
『責任なき戦場』
日露戦争のために東郷(平八郎)がえらんだ
常備艦隊のおもな参謀は……
参謀長 島村速雄大佐
まれにみる秀才であるばかりでなく、私心がなく、体が大きかったように心も大きい。功はすべて他人にゆずり、けっして自分をまえに出さない。
『勝つ司令部 負ける司令部』
参謀長 島村速雄大佐
まれにみる秀才であるばかりでなく、私心がなく、体が大きかったように心も大きい。功はすべて他人にゆずり、けっして自分をまえに出さない。
『勝つ司令部 負ける司令部』
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