真珠湾奇襲攻撃。
日本軍には第一目標を戦艦や空母などの大艦にむけて、それ以外には目もくれないという傾向があった。とくに輸送船や地上施設など、間接戦力を無視する傾向が強い。
血気にはやる攻撃隊は、とくに指示されないかぎり、手柄となる敵艦攻撃にのみ向かっていくのは当然のことである。
日本軍が見逃した燃料タンクは、米軍の反撃を支える重要な要素となった。この燃料がなかったならば、米空母は太平洋上を一歩も機動できず、その後の珊瑚海海戦もミッドウェー海戦も起きなかったか、あるいは日米両軍の戦闘方法が大きくサマがわりしたものになったであろう。
0 件のコメント:
コメントを投稿
注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。