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2013年10月26日土曜日

吉見教班長の乗艦蒼龍沈没の時の話を聞く。

ミッドウェーのたたかいは、あきらかに日本側の負けいくさであったと。此のミッドウェー海戦をやまとして、日本の空母はすでに、赤城、加賀、龍驤、蒼龍、飛龍、祥鳳、みな無く、さいきん特空母冲鷹も沈んだそうである。冲鷹は日本郵船の新田丸の改装であった由。正規の航空母艦として現存しているものは、わずかに翔鶴、瑞鶴の二隻のみで、これからの戦争は日本にとって、よほどの難事となるであろう。かならずしも大本営発表のラヂオの報道のような景気のよいものではあるまい。実戦に出た者がそれは一番よく知っている。

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