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2014年10月19日日曜日

開戦 海軍あって国家なし

国家の存亡、国民の命がかかっていたこの時期に、海軍首脳部は自分たちの組織のことばかり考えていたのである。後の反省会で、豊田元大佐が、軍部は「陸海軍あるを知って、国あるを忘れていた」と自己批判するが、海軍を守るために一か八かアメリカと戦争するというのは、まさに「海軍あって国家なし」という思考そのものである。
『日本海軍400時間の証言』

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