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2017年4月2日日曜日

「現状の認識と手段においては」

参謀本部と関東軍の間で「いささかその見解を異にし」ているように見えるが「北辺の些事は当軍に依頼して安心せられたし」。
関東軍の乱暴で思い上がった、服従の意思の見られない返電らしきものを受け取って、こんどは参謀本部が腹を立てる番であった。隣国の領土内に戦爆百機以上を送って攻撃したのを”些事”とはなにごとか。関東軍には日本を戦争に追いこむ権利があるのか。どちらが大本営でどちらが現地軍なのか。
『ノモンハン  草原の日ソ戦――1939』

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